GmailをOSX Mailで使う場合のオススメ設定2

 前回に引き続き、今回はGmailをMail.appとIMAP接続で使いつつ、複数のメールアドレスを使い分ける場合の設定方法を紹介します。
 Gmailで複数のメールアドレスを送信元として設定する方法は、Gmailのヘルプに詳しく書いてあるので、そちらを参考にしながら設定を済ませておきましょう。
 Mail.appで設定すること自体は少しだけなので、思いのほか簡単にアドレス使い分けができるんです。
1.メニューバーから、「Mail」→「環境設定」を開きます。
2.「アカウント」タブで、一覧からGmailアカウントを選び「アカウントの情報」を表示します。
3.メールアドレス欄にGmailのアドレスが表示されてるはずですが、ここで、そのアドレスの後ろに(半角英数で)カンマを入力、続いてWEB上のGmailで設定した他のアドレスを入力します。複数ある場合はカンマで区切りながら続けます。
4.ウィンドウを閉じようとすると設定を保存するかと聞かれるので、保存する。
 以上です。これだけ。
 こうして設定しておくと、新規メールや返信メールを書く際に「差出人」という欄でアドレスを選択できるようになります。メールを送信すれば、そのアドレスから送られたことになります。
 そしてこれが、もちろんWEB上のGmailの送信ボックスにもちゃんと同期されます。
 WEBメールでも何台かあるMacのMailでも、すべてで同じようにメールを扱えるというのは、一度知ってしまうとやめられないくらいの快適さです。(Windows機やLinux機でも、それぞれのメーラーでも同じような設定がおそらくあるんじゃないでしょうか。)
 どうぞお試しあれ。
※そして更に、iPhoneやiPod touchでもGmailの複数アドレスを使い分ける方法があるようです。以下にリンク。
iPhoneでGmailを本格活用。
 注意点としては、アカウントを登録する際に通常の「Gmail」としてではなく「その他」のメールアドレスとして設定することのようです。代償としてサーバの設定が手入力になるようですが、その後の便利さを考えると試してみる価値ありそうです。

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