つい最近アップデートされたオーディオインターフェイス、Focusrite Scarlett 2i4 G2 を購入しました。マイクプリアンプの良さで知られているFocusrite Scarlettシリーズの第2世代です。
第1世代からの主な変更点は、サンプリングレート192kHzへの対応、一層の低ノイズ化などと合わせ、レイテンシーをクラス最小レベルまで下げたこと、となっています。詳しいことは下記の記事なんかが参考になります。
出た!1万円のオーディオIF、英名門Focusrite・Scarlett G2の破壊力
Focusriteの赤いUSBオーディオ「Scarlett G2」を、競合「UR」とガチ比較
さて、Scarlett G2は、つないで使うだけでも低レイテンシーなんですが、Macをお使いの場合には更にレイテンシーを下げる方法があります。詳しい方法は下記URLのFocusriteのサイト(英語)を参考にしてください。
How can I improve latency using my 2nd Gen Scarlett on Mac
リンク先の記事の下の方にあるdmgファイルをダウンロードし、インストーラーを起動します。指示に従いインストールして再起動すれば、作業は完了です。
レイテンシーを実測してはいないのですが、電子ピアノをScarlett 2i4のMIDIインターフェイスに接続、ソフトウェア音源のピアノ(Native-InstrumentsのGrandeurを使用)を鳴らし、電子ピアノ自体の音をScarlettでダイレクトモニターしつつソフトウェア音源の音をMixして聴く、という方法をとったところ、確かにレイテンシーは下がっています。
アプリ導入前はソフトウェア音源のアタックがごくわずかに一瞬遅れていた(それでも演奏には支障がほとんど無いレベル)のですが、導入後はアタック音のズレはほぼ分からないレベルになりました。音色から位相ズレのように「遅れたのかも?」レベルでは判断できるものの、合わせて鳴らさなければ気付きようが無いレベルです。電子ピアノ自体で鳴らしてるのと何ら変わりがなく、とても心地よく弾けるようになりました。
Focusrite製品を買ったのは初めてでしたが、価格を考えても非常に優秀だと思います。とても気に入りました。