DTMに使える「歌詞を入力して歌わせられる」合唱音源である「EastWest Hollywood Choirs」の紹介。
EastWestのソフトウェア音源は映画音楽なんかでも使われているらしく、オーケストラ音源なども豊富。その中で歌詞を入力することで自在に歌わせられるのがHollywood Choirsです。こちらが演奏用画面。
最大の特徴が、左上のボタンから開くこちらの「WORDBUILDER」で、英語入力も可能ですし、最終的には「VOTOX」という表記法で歌詞を指定することで、あたかもそれを歌っているかのように鳴ってくれます。マジですごい。
実際にやってみたのがこちら。ベートーベンの第9から「alle Menschen werden Brüder, wo dein sanfter Flügel weilt」のところをサクッと打ち込んだもの。(ベロシティやエクスプレッションなどは全然いじってません。)
ドイツ語のウムラウトや日本語の「ん」など、色々と表現しにくい音もありますが、とてもおもしろい。どストレートには発音できなkても、例えば上のFlügelは工夫の末”flOyE”表記と音量調整でそれっぽくなりました。
男性・女性の声があるので、きちんと4声部合唱を作ったらかなり凄そうです。さながら私設合唱団。そして打ち込みだけでなくキーボードから直接演奏できるので、なかなかの高揚感が楽しめます。
12月の特別キャンペーンで60%OFFになってましたが、とりあえずは月額払いが可能/無料お試し期間ありのComposer Cloudで試してみるのがいいかなと思います。
↓ amazonでは以前のバージョン(?)のSymphonic Choirsの取り扱いがあるようです。
↓チェコの男性児童合唱団音源ってのもありました。
↓その後ちゃんと4声部の合唱曲を作ってみました。